カラーリングの後始末

2013.5.30 master

髪の内部に化学変化を起こさせます薬品(カラー剤、パーマ液)のほとんどがキューティクルを軟化させ隙間を開かないと

有効成分が浸透しないのでアルカリ性です。(Ph9前後)

なぜかパーマの持ちにおいては昔から髪本来の弱酸性(Ph5.5)に戻す後処理の重要性が浸透しておりましたが

ヘアカラーに関しては未だに後処理はせず、やりっぱなし。だったのです。スミマセン。

 

 

実は業界では「急激なPh調整は染めた色調が急変する可能性がある。」との噂と、余計に経費がかかる事は避けますし、

早く色落ちした方が早くまた来店いただける?ことによりおろそかにされておりました。

しかし、少しでも長くカーラーリングを楽しんでいただくため当店では数年前からPh5.5のシャンプーでカラー剤を洗い落としPh3.6のトリートメントで仕上げる、

程度の事は行っておりましたが、思う程結果に反映されず

この度ヘアカラーのお客様に後処理、酸リンス(Ph3.5)を行う事に致しました。

バッファー

ぼちぼち使っている中で不具合は一例も無いし、髪表面ツルツルですし、色持ちの手応えもあります。
もっと早くから導入するべきでした。

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